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六甲山ができるしくみ |
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西宮市周辺の地層では、高さの違う場所から同じ玉砂利の層が見つかっています。また、高度が高くなるほど地層が古くなっていることも確かめられています。
これはつまり、何らかの大地の変動によって古い地層が上に押し上げられたと考えられます。古い地層が上に上がるのは逆断層で、さらに西側の方が大きく上に持ち上がっていることから、西側方向の方が力が大きかったとも考えられます。
つまり、西側のほうから大きな力が何度もかかってだんだんに地面が持ち上がり、六甲山を頂上とする階段構造ができあがったということです。
私たちの住む西宮の大地は、このようにしてできていったのです。
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