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西宮の大地 甲山の秘密(14)


海に沈んだ甲山
今から300万年ほど前、甲山一帯がゆっくりと海に沈みはじめました。それから200万年ほど前までのおよそ100万年の間、甲山一帯は海の底でした。この間に堆積した土砂の高さは1000mにもなりました。この頃に堆積されたと思われる地層が甲山の標高100m〜180mのあたりにみられます。また、甲山の頂上付近にも安山岩や花こう岩のレキがたくさんころがっています。レキが運び込まれて堆積するところといえば、海や湖などです。これは、中腹はもちろんのこと、頂上までもが海に沈んでいたという証拠ともいえるのです。
海岸線の秘密を参照
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