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西宮の大地 甲山の秘密(12)


火山と火成岩
火山が噴火するときには火口から流れ出る溶岩のほかに、空中に吹き飛ばされる火山弾(岩の塊のようなもの)や、煙になって飛ばされる火山灰などがあります。これらを火山噴出物とよびます。
火山灰は粒が小さいので、上空の風に飛ばされてはるか遠くの地域の海や湖の底、陸上などに堆積します。九州にある阿蘇山の噴火によって飛ばされた火山灰が、北海道でも見つかっているほど、その範囲は広くなります。
火山噴出物は、火山によって、色やふくまれる成分の割合などがちがっているため、たとえば火山灰の積もり方や溶岩の流出のしかた、火山噴出物にふくまれる成分などを調べることによって、どのような噴火をしてきたかを知ることができます。
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